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ぎっくり腰

ぎっくり腰を一度でも経験すると
ゼッタイに2度となりたくないって思います。

デモ忘れた頃にまた起こったりします。

これは決してクセになっている訳ではなくて
同じ筋肉の状態がずっと続いているので
腰にかかる負担が減っていないということが言えます。

腰にあのような激痛が起こるのか
詳しいメカニズムはまだ分かっていません。
そのほとんどの場合は
筋肉の強い痙攣(けいれん)が起こっていると考えます。

激しい痛みなので
筋肉や腱が大きく断裂したり
腰の骨がおかしくなっているんじゃないかとか
すごく不安に思いますが
そんなに大ごとにはなっていない状態なのです。

強い痛みの時は
多少筋肉に傷があるのかもしれませんが
強い拘縮を起こしているのがほとんどの原因です。

腰にかかる負担と言うのは
腰だけの問題ではなく、
腰を支えている筋肉が弱くなってしまい、
腰の一部の筋肉に異常なほど筋緊張が起こっているのです。

それは股関節の動きや
肩甲骨の動きだったりと
他の部位からの影響を受けている事も多いのです。

だから
腰だけにフォーカスするのではなく
その周りも見ていかなければいけないのです。

急に痛くなるぎっくり腰が多いのですが
徐々に痛みが強くなっていくケースもあります。

脳と腰の神経経路のエラーと言われているところもあって
「過剰に痛みを強く感じてしまっている」状態である事も多いのです。

イタイと強く感じると
筋肉の緊張はさらに強くなり、
さらに辛くなってくる悪循環にもなってきます。

ギックリ腰になった時は
痛いので動きたくないのですが
早く改善させるのは
できるだけ日常どうりに動いていた方が
断然回復の道は近いです。

筋肉は動かさないと緩みにくい性質も持っていて
固めたまま動かさないでいると
強く拘縮を起こしている筋肉が緩んでくれません。

ずっと寝たままでは
1週間ほどで痛みは無くなってきますが
動いていた方が
もっと早く痛みは改善していくケースが多いのです。
(ムリは禁物ですが)

道しるべでは
使えていない筋肉をしっかりと使えるようにアプローチをかけて
働きすぎている筋肉の緊張をとります。
意外なところがサボってしまっているので
そこに刺激を入れて腰にかかっている負担をとります。
腰だけでなく
手首や足首にアプローチをかけて
大きく改善するパターンもあります。

そして
今後はぎっくり腰にならないような
エクササイズも指導させていただきます。