肘（ヒジ）の痛み

肘の痛みで代表されるのものは
野球肘とテニス肘、ゴルフ肘です。

野球肘は肘関節の内側、
テニス肘は外側の痛みが出ていることが一般的です。

テニスをしていなくても
肘の外側が痛ければテニス肘だと病院で診断を受ける事もあります。

主にスポーツで痛めやすい肘関節ですが
一般的な生活でも無理に負担がかかると
痛みが起きやすくなります。

肘が痛いからと言って
湿布を貼ったり、サポーターを付けているだけでは
根本的な対処にはならないのです。

肘の関節を安定させる筋肉は
実は前腕の筋肉にあります。
肘から手首にかけての前腕の筋肉です。

この前腕の筋肉の中には
細かくいくつもの筋肉が存在しています。

これらの筋肉に
使えていない状態だったり筋力低下が起きていると
すごく頑張らなくちゃいけない筋肉の負担が増えて
その負担が筋肉の付着部である関節にストレスが生じます。

使えていない筋肉や
筋力低下している筋肉をしっかり働かせると
硬く緊張の強い筋肉の負担が減って柔らかくなります。
筋肉が柔らかくなれば
関節に生じているストレスは大幅に軽減されます。

スポーツでは
同じ動きが強く繰り返されることが多くなってきます。
そうすると
同じ筋肉ばかり使われてしまい、
仕事していない筋肉はずっと仕事しないままです。

サボッている筋肉に仕事をさせて
働きすぎな筋肉の負担を減らさないといけません。

ヒジの場合は
前腕の筋肉が主にそうさせています。

肩周りの筋肉も影響しますが
直接は前腕の筋肉が悪さを引き起こしているので
ココの筋肉をしっかりとマネジメントします。

道しるべでは
ご自身がご自宅でできる肘のエクササイズもお伝えしております。