足首の痛み
足首の痛みと言ってもいろいろな症状があります。
- 足首の捻挫(ねんざ)
- 足底腱膜炎
- 外反母趾
- アキレス腱炎
- シンスプリント
- 腓骨筋腱脱臼
- 第5中足骨骨折
- etc…
特に多いのは捻挫での痛みです。
スポーツで痛めるものが多い足首。
女性の場合ですと
外反母趾や足の甲の痛みなども多い症状です。
こう言った障害や症状が起こる原因は
足首を動かしたり守ったり、支配している筋肉の影響が大きいのです。
外反母趾など骨が変形していくのも
骨が勝手に変形している訳ではなく
その骨についている筋肉がそうやって変形させているのです。
足首の捻挫の場合で
なかなか痛みが引かないのは
足首に関係している筋肉が異常に緊張していたり
使えていないことが大きく影響しているのです。
他の症状でも同じことが言えます。
ですので
足首の痛みがある時は
ふくらはぎなどの筋肉の状態を見ないといけないのです。
痛みがある部分だけが悪くなっているのではないのです。
また
よく土踏まずの部分の「扁平足は良くない」と言われていますが
扁平足が絶対に悪い訳ではないのです。
偏平足は足の形状の「特徴」であって
それ自体が悪いものではありません。
偏平足は疲れやすくて運動能力が低い、というのは神話。
むしろ偏平足の人は
ものすごく高くジャンプができたりもします。
むしろ土踏まずがハイアーチになっている方が
いろいろな症状や障害を起こしやすいのです。
ハイアーチが過剰になることで
いろいろな部分にストレスがかかってしまうのです。
あまり細かく解説する難しい内容になってしまうので割愛しますが
ハイアーチになる原因は「腓骨筋」の筋力低下が招いています。
この腓骨筋をしっかり使えるようにするだけで
足首周りのストレスが減っていきます。
過緊張になっている筋肉も緩むのです。
道しるべでは
足首のアライメント(足のカタチ)をみて
どのようにアプローチをかけて負担を減らしていくのかを考え
施術を行います。
さらには自宅でできるエクササイズも指導させていただきます。